ストップ“お漏らし” 「過敏性腸症候群」による下痢は治る!

公開日: 更新日:

 冒頭のAさんも、イリボーで突然便意に襲われることがピタッとなくなった。しかし、松生院長の指摘どおり、膨満感が出るようになった。そこで、電車や車で長時間移動する時や、旅行など、すぐにトイレに行けなさそうな場合にのみ、服用するようにした。「オレは大丈夫」という自信から、次第に薬なしでもOKになった。

■別の病気のリスクも

 薬を飲まなくても、生活の中のちょっとした工夫で症状を抑えることも出来る。

「軽症で、イリボーが必要なさそうな患者さんには、朝食の取り方を指導します。便意に襲われるのは、朝の通勤時が多い。そこで、朝食を取らずに自宅を出てもらい、会社などトイレにすぐに行ける場所に着いてから食事を取ってもらう。『これで朝のお漏らしがなくなった』という患者さんは少なくありませんよ」

 ただ、あまりに何度も下痢などを起こすようなら、別の病気のリスクもあるので、一度、大腸内視鏡で検査を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”