少年野球「オスグッド症」と総練習時間と体格変化の関係

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 その後、51人のオスグッド症にならなかった子供と、なった3人の子供を比較したところ、練習時間の変化や体格変化が発症に関係していたことが分かったそうです。

 つまり、成長期の発育状態を把握するローレル指数の増加が大きいほど、さらには週の総練習時間が多いほど(発症しなかった群は17・13±3・62時間、発症群は22・33±2・89時間)、オスグッド症のリスクは高まったということです。

 東京五輪の開催が決まったことで、小さい頃からスポーツをする子供たちが増えています。しかし、成長期の子供はよほど注意をしないと、思わぬ故障に泣くことになりかねません。

【連載】当事者たちが明かす「医療のウラ側」

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