我慢できないなら要注意 「頻尿」に潜む5つの病気

公開日: 更新日:

「膀胱炎」でも尿が近くなる。専門外の医師には「頻尿=膀胱炎」と問診だけで判断する人も。「他院で膀胱炎と診断された患者さんの尿を調べると、膀胱炎ならいるはずの細菌が全く見つからず、実は過活動膀胱だったというケースは珍しくありません」

④別の疾患が原因で膀胱炎を頻発している

 大きな「子宮筋腫」や「卵巣嚢腫」が膀胱を圧迫し、膀胱炎を年に数回繰り返しているかもしれない。

 閉経後の女性では「更年期障害」も考えられる。女性ホルモンの減少で膀胱の粘膜が弱くなり、細菌が付着しやすくなって膀胱炎を発症する。

「膀胱炎の治療で治らなければ、時に女性ホルモンの投与など更年期障害の治療が行われます」

■男女共通

⑤精神疾患が原因になっている

「強迫性障害」によって生じた過活動膀胱もある。強迫性障害は、手を過剰に洗う、鍵をかけたかどうかが異常に気になるなどの“症状”が知られるが、それらは目立たず、トイレの回数が増える人もいるのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド