じわじわとヒンヤリ感 冷やさなくても使えるアイピロー

公開日: 更新日:

 冷たいアイピローを試してみた。パッケージには「NASA」(米国航空宇宙局)の文字があり、「冷蔵庫で冷やさなくてもOK」といううたい文句に引かれた。

 触れてみても冷たさはなく、お米が入っているような粒感と重量感があるだけ。しかし、手のひらにのせていると、じわじわと冷んやり感が増してくるのが分かる。

 粒の正体は、31度を境に個体から液体へ変化するPCM素材を封入したマイクロカプセル。体温を吸収して、放出する気化熱で冷却するという。NASAでは手袋などに使われているらしい。

 冷却持続作用は2時間程度だが、30度以下の室内に放置すれば、また冷却能力を取り戻す。強い圧力や高温の刺激がない限り、半永久的に繰り返して使えるエコ商品だ。

 ただし、室温が30度以上だと良さが出ない。残念ながら熱帯夜の寝苦しさを解消するグッズではなかったが、空調の効いた室内なら冷たすぎない冷感と重さが心地よい。

 疲れ目を癒やし、入眠を助けてくれる気がした。

 ★★★(3つが満点)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」