1日に必要な水分は「2リットル」って本当なの?
すると、頭痛や食欲不振の症状が表れ、重度の場合、けいれんや昏睡(こんすい)を起こしてしまいます。さらに、水分の取り過ぎが原因で花粉症などアレルギー症状やアトピー性皮膚炎が悪化することもわかっています。
そこで、一気にがぶ飲みするのではなく、少しずつ飲むこと。冷たい水は体を冷やし、腹痛や頭痛、めまいを引き起こすことがあるので、常温か白湯(さゆ)がよいでしょう。
「働き盛りの男性なら、マグネシウムが多い硬水がおすすめです。ストレスでマグネシウムが消費され、ミネラルバランスが崩れがちだからです」
利尿作用が強い緑茶やコーヒー、ビールは適切な水分補給にはなりません。夜はトイレが心配で水分を控える人がいますが、寝ている間に脱水症になるほうが心配です。夜中に起きてもいいから飲んでください。