1日25粒以上はNG…アーモンドを食べ過ぎてはいけない理由

公開日: 更新日:

 その原因となるのが脂質だ。100グラム当たり53.4グラムの脂質が含まれている。カロリーとは水1グラム(ミリリットル)の温度を1度上げる熱量のこと。食品に含まれる栄養素の中でも、糖質、タンパク質、脂質の3大栄養素がカロリーを持ち、1グラム当たりのカロリーは、糖質とタンパク質が4キロカロリー、脂質が9キロカロリーだ。

「アーモンドは食べて消化・吸収するのに、顎や胃をしっかり動かし、胃液などの酵素を多く分泌しなければなりません。それだけ消費カロリーが必要となるのですが、食べ過ぎは禁物です。たとえアーモンドに含まれる脂肪酸の多くはオレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸で、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪などを減らす働きがあるといっても、過剰に取ると太ります」

 いくら食物繊維が豊富で便秘に良いとはいえ、一度に過剰に取ればお腹を壊して下痢をしたり、体質によっては逆に便秘がひどくなったりすることがある。

 アーモンドにはアルギニンと呼ばれるアミノ酸が多く含まれている。過剰に取れば単純ヘルペスウイルスを活性化する可能性もある。繰り返して口唇ヘルペスを発症している人は気をつけた方がいい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」