米国スポーツ選手も愛飲「コンブチャ」海外でジワリと流行
埼玉西武ライオンズの球団事務所には、「コンブチャ」が飲めるサーバーが設置されているそうだ。夏には選手寮が新設されるが、コンブチャのサーバーもその選手寮に移され、球団選手が継続的に愛飲できるようにするという。
「え、昆布茶を?!」と思った人もいるだろう。日本人からするとネーミングから昆布茶をつい連想してしまうが、コンブチャは全くの別モノ。かつて「紅茶キノコ」という名前で、一大ブームを巻き起こした飲み物だ。茶葉に菌塊を入れ、発酵させて作る。
「乳酸菌、酵素、ポリフェノール、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素が凝縮されていて、身体の内側から健康にする。NFL(米プロアメリカンフットボールリーグ)やNBA(北米プロバスケットボールリーグ)では、コンブチャを積極的に取り入れているチームもあります」(コンブチャを日本で販売する「大泉工場」担当者)
飲み口はスッキリ、フルーティ。夏の暑い時期に大活躍しそうだ。
日本でコンブチャを飲める場所は、大泉工場が出すカフェなどまだ限られているが、欧米ではそこかしこでコンブチャが売られている。アメリカではミレニアル世代を中心に大ブームで、一般のスーパーマーケットで売られるほか、フレッシュなコンブチャをタップで飲めるレストランが登場したり、肌に塗るローションタイプのコンブチャも販売されている。