走れなくなって…Jリーガー畑尾大翔語る慢性肺血栓塞栓症

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 だけど、もしも病気をせずにプロになっていたら、もっと早くダメになっていたと思います。サッカーができることが当たり前だと勘違いして、自分の体のメンテナンスや、練習、準備に今ほど一生懸命になれなかったと思うからです。

 自分がプロとしてプレーを続けることで、病気の人や子供たちにとって少しでも勇気になるならいいな、と思っています。

(聞き手=松永詠美子)

▽はたお・ひろと 1990年、東京都生まれ。幼少期からサッカーを始め、高校入学と同時に「FC東京U-18」へ加入。キャプテンを務め、2008年のクラブユース選手権で優勝を果たす。09年に早稲田大学に入学し「ア式蹴球部」に入部。4年生でキャプテンを務めるが、病気が発覚して翌年手術を受ける。14年にJリーグ「ヴァンフォーレ甲府」の練習に参加して正式加入。翌年には副キャプテンを務めた。18年に名古屋グランパス、同年7月に大宮アルディージャへ移籍し、現在に至る。ポジションはDF。

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