もう歌えないかもと涙…エドアルドさん多発性硬化症と闘う

公開日: 更新日:

エドアルドさん(歌手・37歳)=多発性硬化症

 ある朝、急に右手の感覚がおかしくなりました。しびれていて、目ではコップを持っているのが見えているのに、手にはその感覚がなくて何も持っていないような変な感じでした。

 初めは寝相が悪くて知らぬ間に手を圧迫していたのかもしれない……と思ったのですが、時間がたっても治りません。物を掴んでも落としてしまうし、食事どきにはお箸の持ち方が分からなくなってしまい、ただのしびれじゃないと思いました。気づくと、右半身が頭のてっぺんから足の先まで全部しびれていたのです。

「これは脳の病気かもしれない」と思って、すぐに近所のクリニックに行って脳のCTを撮ってもらいました。でも、脳には異常がないと言われました。一応、ホッとしたものの「じゃあ、このしびれは何?」と思って、1週間しないうちに大学病院に行きました。紹介状もなかったのですが、症状を訴えると診察がかない、問診の後にMRI検査になりました。するとすぐに「多発性硬化症」という診断が出て、「即入院してください」と言われたのです。

 この病気は、中枢神経を覆っている髄鞘という膜が炎症を起こして剥がれ、神経がむき出しになることで脳からの信号が伝わりにくくなったり、異常な信号を伝えてしまう病気です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」