著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

エネルギーも糖質も低い「海ぶどう」免疫力を上げコレステロールを下げる

公開日: 更新日:

 ほかにも海ぶどうの抽出物には、高い抗酸化作用を持つフェノール類が1.3ミリグラム(乾燥海ぶどうは2.04ミリグラム)も含まれることもわかっていて、高い健康効果が注目されています。また、海ぶどうが血漿(けっしょう)中の総コレステロールを低下させる働きを持つことから、動脈硬化予防・血管保護作用が期待されるという報告も!

 海ぶどうは生もので、賞味期限も収穫後約1週間と大変短いです。低温環境や生水に弱く、すぐに鮮度が落ちてしまうため、沖縄の海と同じ20~27度の塩水で保管するのがよいでしょう。食べる直前に流水で洗ってから召し上がってみてください。もし白くなっている時は、透明なふた付きの容器に入れて蛍光灯などの弱い光にさらすと元に戻ります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ