舌のピリピリがずっと続く…「舌痛症」は治療で改善できる
また、服薬治療と並行して日常生活において次の4つを実践するとさらに効果的だという。①7時間を目安にしっかりと睡眠を取る。②疲労をためない。当面の間、家事は家族にできる限り協力を求め、休む時間を確保する。③症状がまぎれる時間を増やす。適度な運動が一番効果的で、汗ばんで少し息が上がる程度の1日5~10分ほどのウオーキングを週2回から始める。④偏食は避け、栄養バランスの整った食事を3食取る。
「初診時に病態のメカニズムから、具体的な生活習慣の改善法まで、丁寧にお伝えすることが重要だと考えています。病気に対する正しい理解を深めることが、症状の改善の第一歩になるからです」
舌痛症は治る可能性が高い。かかりつけ医でなかなか症状が改善しない人は、一度専門医を受診してみるといい。