平均で7.9年にわたる追跡調査の結果、死亡リスクは運動時間が1分未満のグループと比較して、1分以上3分未満のグループで34%、3分以上5分未満のグループで44%、5分以上10分未満のグループで52%、統計学的にも有意に低下していました。
心臓病のリスクも同様に、1分以上3分未満のグループで29%、3分以上5分未満のグループで38%、5分以上10分未満のグループで41%、統計学的にも有意に低下していました。
論文著者らは「運動習慣のない成人にとって、日常生活における短時間の運動でも健康状態の改善を促すかもしれない」と結論しています。