花粉症シーズン到来!「鼻ブラシ」開発者が語るメリットと注意点

公開日: 更新日:

■ムズムズが止まり熟睡できたとの声も

 実際に60代記者も数回使ってみたが、使用後は鼻の通りが良くなった。知り合いの女性にも試してもらい、就寝前に鼻がムズムズした際に鼻ブラシしたところ、鼻が通ってぐっすり眠れたという。

 記者は使用前に「鼻毛にダメージを与えて脱毛させるのではないか」との懸念があった。鼻毛は鼻の中の湿度を保ち、花粉だけでなく細菌やウイルス、ホコリなどの異物をキャッチして外に運び出す重要な働きがある。しかし、使用期間中に鼻毛が抜けた感じはなかった。

 ただし、歯ブラシでもごくまれではあるが、使用中の転倒や乱暴な使い方によりブラシが奥に突き刺さるなどの重大事故が報告されている。鼻は口に比べて奥行きが浅いうえ、脳に接しているため、歯ブラシ以上にリスクがある。子供や高齢者、認知症の人など繊細で正確なブラシの動きを制御できない人は使ってはいけないと感じた。保管には細心の注意が必要だ。最低限、細菌やカビが繁殖せず、家人に不快感を与えない場所を確保すべきだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」