「LIXIL」が日本初のシャワートイレを作った会社ってホント?
今やLIXIL製品やサービスは世界150カ国以上、毎日10億人以上に愛用されている。その中でも、最近注目を浴びているのが開発途上国向け簡易式トイレシステム「SATO」だ。
「排泄物を流すと、開閉式の弁が開き汚物が流れます。その後、すぐに弁が閉まることで、ハエなどの虫による病原菌の媒介や悪臭を低減する仕組みです。世界では17億人近くが安全なトイレのない環境にあります。不衛生な水と劣悪な衛生環境で、1日当たり約700人を超える5歳未満の子どもが亡くなっています。SATOは41カ国で510万台以上を出荷、約2500万人の衛生環境改善に貢献した計算になります」(河合さん)
5社統合のLIXILは身近なグローバル企業だった。