75歳以上の医療費「窓口負担2倍」に…岸田政権が的外れ少子化対策で後期高齢者を狙い撃ち
なぜ無駄な予算を見直さない
さっそくネット上では批判が噴出している。
<2割にするのは仕方ないと思うけど、なぜそれが少子化対策の財源にまわるのか納得できない。医療費は医療費の中での予算組み、例えば子供の医療費無償化とか>
<とにかく取れるところから税金を取っていくことしか考えていないのかな>
<国民同士で世代の異なる者の間での不公平感や対立を煽る目的でもあるのか。権力を握る自分たちへの民の怒りが向かわない細工>
経済評論家の斎藤満氏はこう言う。
「高齢者の多くは、日本の将来のために自分たちの負担が重くなるのは仕方ないと考えているはずです。でも、的を外した岸田政権の少子化対策では、少子化は止まらないと思う。無駄ガネになるだけです。それに裕福な高齢者ばかりではない。年金だけでカツカツの生活をしている人がほとんどでしょう。高齢者に負担増を求める前に、まず無駄な予算をカットするのが先なのではないか。財源だって、求める先は弱者ではないはずです」
高齢者は年金の実質支給額も減額される予定だ。なのに若者に比べ、なぜか高齢者の内閣支持率は高い。なめられている可能性が高い。