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内田正治タクシードライバー

1951年埼玉県生まれ。大学卒業後、家業の日用品、雑貨の卸会社の専務に。しかし、50歳のときに会社は倒産。妻とも離婚。両親を養うためにタクシードライバーに。1日300キロ走行の日々がはじまった。「タクシードライバーぐるぐる日記」(三五館シンシャ)がベストセラーに。

(18)苦労から学んだのは、お客に対して素直に「教えてください」と言えるメンタリティー

公開日: 更新日:

 実際のところ「教えてください」という言葉にほとんどのお客はやさしく応えてくれる。「そろそろ左車線に入っておいたほうがいいです」「狭いし右に電柱が立っていますから、こすらないように」「その先、いったん停止ね。ときどきネズミ捕り(警察の取り締まり)やってますから」……。「教えてください」という言葉を口にすることで、正しい運転コースの指示を得られたことはありがたかったし、私は何度もお客の的確な「教え」に救われたのだ。

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