街に出る蓮舫氏にステルス小池陣営は戦々恐々…ついに萩生田都連会長6.28八王子に現る情報
首都決戦が熱を帯びている。自公や都民ファーストの会が支援する小池知事と、立憲民主党や共産党支援の蓮舫前参院議員による事実上の与野党対決となった東京都知事選(7月7日投開票)。初の週末は「街に出る蓮舫」と「会いに行けない百合子」のコントラストがクッキリと分かれた。
蓮舫氏は23日、JRの錦糸町や池袋駅前で演説。連日、主要駅を選び、ほぼ毎回巻き起こる「蓮舫コール」はちょっと異様なくらいの熱量だ。池袋には1000人近い聴衆が集まった。
一方、小池知事は同日、奥多摩駅と河辺駅(青梅市)で演説。前日の八丈島に続き、都心から遠く離れた場所を選んだ。その理由については「学歴詐称疑惑などでヤジを受けかねないから、人が集まりやすい都心を避けた」(都政関係者)との見方もある。河辺駅には約500人が集まったが「百合子コール」は起こらず、うかつに近づけない物々しい警備態勢が目立った。
街宣の盛り上がり以上に、小池陣営が不安視するのは自民の存在だ。都連会長の萩生田前政調会長が支援を明言しているが、裏金事件のマイナスイメージが付きまとうため、陣営内は「党派色を表に出すのはご法度」(都ファ関係者)という空気になっている。特に裏金額2728万円で、象徴的存在の萩生田氏が小池知事の支援に動いていることを皮肉る言葉として、「萩生田百合子」がSNSで話題になっていることにも神経をとがらせている。