【意外と知らない女ことば】四字熟語「人三化七」読める? くれぐれも使い方にはご注意を
【今回の女ことば】人三化七
知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。
毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。
【校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば】
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」のように、美しい女性をたとえる言葉もあれば、その反対ももちろんあります。
次の四字熟語はなんて読む? くれぐれも使い方にはご注意を!
『人三化七』
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正解は――。
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【答え】にんさんばけしち
正解は、『にんさんばけしち』
そのままの読み方で、簡単だったでしょうか?
意味は、人間が三分で、化け物が七分。容貌がきわめて醜い人。多くは女性について侮辱していう語。また、主観的な表現で、容貌うんぬんより、むしろ大仰に罵る意味が強い、ともあります。
「日本語語源辞典」では、<罵倒・嘲笑のことば>として取り上げていますが、「使い方には気をつけましょう」との一文も。
人間らしさや美しさが3割で、残りは化け物、ってどんな女性!? まあ3割あれば、それはそれでいいんじゃないか、人間だもの。
出典元:「広辞苑」(第7版)、「日本語語源辞典」、「岩波 四字熟語辞典」(第7版)
(日刊現代校閲/タダ美)