朝ドラ"モデル"の母校・明大と4年連続増の関学大 2025年入試で志望者が多くなりそうな大学は?

公開日: 更新日:

 志願者数は「併願者数の合計」なので、同じ大学で複数学部の併願や同学部でいろいろな入試方式があり併願できる場合も合算される点に注意が必要だ。一方、志願者の実人数をカウントして算出したのが実出願者だ。大学当局が調べて公表するので、8月時点では2024年入試は未確定が多い。参考までに2023年度入試で、実志願者が多かった私大は、多い順に明治大学、法政大学、日本大学、早稲田大学、中央大学、東洋大学、立命館大学、近畿大学・立教大学、慶応義塾大学となっていた。有名私大の実志願者が多くなるのは自然だろう。

 2025年入試志願状況については、リクルート進学総研が、全国7地域の高校3年生に志願したい国公立大・私立大を尋ねた「志願度」の2024年の調査結果が参考になろう。

 関東甲信越エリアは、1位:明治大学(10.8%)、2位:早稲田大学(9.3%)、3位:立教大学(7.6%)となっている。関西エリアでは、1位:関西大学(14.4%)、2位:大阪公立大学(13.7%)、3位:近畿大学(12.8%)である。


 明治大学は、昔は早稲田大学受験生の併願校といわれたものであるが、最近は様変わりしている。早稲田大学は、政経学部が数学必須にするなど学部入試が多様化している。そのため、国英社の私大専願受験生に敬遠されており、明治大学が第1志望に選ばれるようになった。駿河台キャンパスは銀座などの都心に近くタワーマンション風の校舎も見栄えがするうえ、NHKの朝ドラ『虎に翼』のヒロイン寅子さん(女性初の弁護士・裁判官)の母校であることも、女子受験生の人気を集める要因になるかもしれない。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    週刊誌2誌で評価は真っ二つ…悠仁さまがそれでも「東大に合格」できる仕組み

  2. 2

    悠仁さま受験勉強しない夏休みで気になる「本当の学力」…“高校で異例の成績”報道も

  3. 3

    和田アキ子に求められるTVからの“自主退場”…北口榛花を「トド」呼ばわり大炎上鎮火せず

  4. 4

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  5. 5

    フワちゃんのあまりにお粗末な対応…やす子への暴言騒動の結末は滑稽でもあった

  1. 6

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7

    「ブラックモンブラン」竹下製菓が最大の危機に…事業拡大の矢先、右腕の夫と会長の父に先立たれ

  3. 8

    自民裏金議員ビクビク…“広瀬めぐみショック”で解散総選挙「10.27投開票」へ前倒し説

  4. 9

    大谷の投手リハビリ本格化は打撃に大いにプラス!日本ハム栗山前監督が語っていた「二刀流のメリット」

  5. 10

    エースの留年が影響か?昨夏王者・慶応まさかの県大会16強敗退…文武両道に特別扱い一切なし