へらず口を叩く相手だった石川好がいなくなった寂しさに耐えられるか
「近々また食事しよう」と電話で話したばかりだった。「おしゃべりの夫の肩にぼたん雪」という句を作った石川夫人の殿谷みな子は「あの人らしい」と語る。マイペースでさっさと逝ってしまったということだろう。
石川の故郷は伊豆大島だが、彼に頼まれて講演に行き、大島には”タメトモさん”…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,059文字/全文1,199文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】