吉野家「ダチョウ丼」を実食した!1683円の価値はある?牛丼並盛1杯498円の3倍以上

公開日: 更新日:

 卵を落とし、酸味を抑えたマヨネーズのような「サワークリームのホワイトソース」を絡ませながらご飯と一緒に食べると、口に広がるのは肉のうまみとタレの甘みとソース・卵のコクのハーモニー。

 ただ、肉自体にクセがない代わりに、味が限りなくローストビーフに近い。正直、ローストビーフとして提供されても分からないレベルだ。

■記者が店舗での注文「第1号」だった

 普通にうまいけれども、果たして1600円出して食べる人がどれだけいるか。

「限りなくビーフに近いダチョウ」に混乱した日刊ゲンダイ記者は、牛皿(並盛)を追加注文。お馴染みの味に安堵しつつ、「ダチョウ丼よりも牛丼3杯食う方がいいかなあ……」と思ってしまった。ちなみに、ダチョウスープは鳥皮を凝縮したような香りを生かしたシンプルな塩味で、ダチョウらしさ(?)を味わえた。

 帰り際、店員に「ダチョウ丼、出てますか?」と尋ねると、「いや全然ですね」と苦笑。「午前11時から提供を始めて、お客さんが『第1号』ですよ」と教えてくれた。ダチョウ丼を食べたのは午後5時ごろだったから、実に約6時間も注文されていなかったことになる。

 牛の4分の1程度の飼料で育つダチョウは効率の良さから、牛・豚・鶏に続く“第4の肉”として期待されているという。価格を抑えられれば手を出しやすくなるが、それまでは首を長くして待つしかなさそうだ。ダチョウだけに。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  4. 4

    広末涼子は免許証不所持で事故?→看護師暴行で芸能活動自粛…そのときW不倫騒動の鳥羽周作氏は

  5. 5

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  1. 6

    【い】井上忠夫(いのうえ・ただお)

  2. 7

    広末涼子“密着番組”を放送したフジテレビの間の悪さ…《怖いものなし》の制作姿勢に厳しい声 

  3. 8

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  4. 9

    大阪万博は開幕直前でも課題山積なのに危機感ゼロ!「赤字は心配ない」豪語に漂う超楽観主義

  5. 10

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育