「ヒーローだ!」イジメられていた子猫救助のため、大切なスケボと交換した米8歳少年に拍手喝采
「小さなヒーローだ」――子供たちにイジメられていた子猫を助けた男の子の勇気と優しさがアメリカで話題になっている。
アリゾナ州ユマに住むザイアン・ベリー君(8)は母親のリアノンさんと地元の公園に行った際、子供たちが面白半分に子猫をフットボールのように投げて遊んでいる場面を目撃。ザイアン君は子猫を助けようと、子供たちのところに行き、「僕のスケートボードとその猫を交換しない?」と申し出た。
子供たちは高価なスケボに目を輝かせ、“取引”に応じた。ザイアン君は子猫に「ピーチズ」と名づけ、自宅で飼い始めた。しかし、ピーチズは呼吸が苦しそうな音を立てていたので、ユマ動物保護協会にピーチズを連れて行って獣医に見てもらったところ、重度の「上気道感染症」にかかっており、その副作用で「片方の目を摘出しなければならない」と診断された。
リアノンさんは地元メディアに、「ピーチズが目を失うことについてザイアンに説明すると、あの子は『それでもいいよ、生きてさえいてくれれば。僕の親友だもの』と言いました」と語った。