社外文書の中でも儀礼性の高い「社交文書」の基本を確認しよう
ビジネス文書編⑦
今回は、社外文書の中でも特に儀礼性の高い「社交文書」の基本構成について解説します。
ビジネス文書は、A4判の横書きで作成するのが一般的ですが、挨拶状や案内状など一部の社交文書では、縦書きが用いられることもあります。
次に、「新部門設立の挨拶状」を例に、縦書き社交文書の基本形を確認します。
▼社外文書(社交文書)
縦書きの書式
[前文]
①頭語
ビジネス文書では、一般的に「拝啓」がよく使われますが、より儀礼性が高い文書の場合は「謹啓」が用いられることもあります。
②時候の挨拶
頭語の後に1字分空けて、時候の挨拶、会社の繁栄を祝う言葉、日頃の感謝へと続けます。
[主文]
③「さて」に続けて、用件を記載します。