(88)改良に改良が重ねられた最新の断熱材を使った冷蔵庫がスゴイ!
冷蔵庫を買い替える時、必ず問われるのが幅と内容量。内容量は、大きい方がいいに決まっています。コロナ禍で買い物回数を減らすための買いだめも当たり前になりました。が、冷蔵庫の容量はコロナ禍の前から大きいのが売れています。なぜでしょう?
2017年に日本電機工業会は冷蔵庫の容量の算出式を変更してます。
今の冷蔵庫の容量の算出式は、70リットル×家族の人数+120~170リットル(常備食材)+100リットル(予備食材)。それまでは常備食材100リットル、予備食材70リットルでしたから、100リットルも違います。
これは人が食べる量が増えたからではありません。種類が増えたのです。端的な例がお弁当。昔は今ほどカラフルではありません。カラフルに見えるのはおかずの種類が増えたから。メイン以外のおかずを多種少量入れます。ドレッシングも多種多様。その傾向が止まらないため、冷蔵庫は大容量化し、使いにくくなりました。東芝のユーザー調査では、550リットル以下の冷蔵庫を使っている人は、容量が少なければ少ないほど、奥行きを何とかして欲しいと考えています。