7日、日本ハム戦の八回に大歓声を浴びてマウンドに上がったのが、オリックスの山岡泰輔(29)だ。
2月にオンラインカジノの利用が発覚。実名を公表された挙げ句、球団から活動自粛の厳罰を食らった。当初は世間から白い目で見られた山岡だったが、NPBが他のオンラインカジノ利用選手の名前を非公表にすると評価は一転。一夜にして「実名をさらされ、ひとりで非難を背負った悲劇のヒーロー」となったのだ。
そんなヒーローは6日に今季初登板を果たすと、2試合連続無失点。まさに人間万事塞翁が馬、世の中なにが起こるかわかったもんじゃない。