阪神・森下翔太「オカダの全否定」から約1年での逆襲…前年には「絶対無理よ。おーん」とバッサリ
「このいまのスイングじゃ、絶対無理よ。おーん。はっきり言うたるけど」
昨年6月19日の甲子園練習。打率.241、6本塁打と不振に陥っていた森下翔太(24)に、当時の岡田彰布監督がマンツーマンで打撃指導を施し、その打撃についてバッサリと切り捨てた。
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その後も不振が続き、7月6日にはプロ初の二軍落ちの屈辱を味わった。
森下は昨季、内角球に対応するべくバットを寝かしたフォームに改造してキャンプインしたが、これがハマらず、岡田監督から「全否定」されたわけだ。
それから約1年が経ったいま、見違えるように打ちまくっている。
昨7日の巨人戦では、開幕から無失点投球を続けていた山崎の真ん中に入った直球を逃さず、左翼席へ。4試合連続の6号本塁打を含む2安打2打点をマーク。打率.343はリーグトップで、24打点も同4位と好調を維持している。