親しくしていた教授の思いがけない後押しで夜の世界へ
「日本全国に、乙姫様が接待する竜宮城を築きたい」――。1951年、日大芸術学部に通学していた学生時代、こんな遠大な理想郷を描いた三浦稔さん(埼玉県所沢市在住)は、アルバイトを夜の世界に求めた。
東京・銀座の純喫茶を皮切りに、新宿のキャバレー「処女林」のボーイになる。このと…
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