毒入りチョコを元カレの交際相手と家族に…ブラジルで起こった邪悪すぎる殺人未遂事件
キリスト教の復活祭シーズンに食べる「イースターエッグ」。元カレの新しい交際相手とその家族をイースターエッグで毒殺しようとした女がブラジルで逮捕され、衝撃が走っている。
毒が入った高級チョコのイースターエッグを送ったなどの疑いで17日に逮捕されたのは、北東部のサンタイネスに住むジョルデリア・バルボーザ容疑者(35)。320キロほど離れたインペラトリスに住んでいる元カレの交際相手ミリアン・リラさん宅にバイク便でイースターエッグを送った。添えられたカードには「ミリアン・リラさんに愛を込めて。幸せな復活祭を」と記されていたというから邪悪だ。
ミリアンさんは16日にそのチョコを受け取り、娘のエベリンさん(13)と息子のルイス君(7)の3人で食べたところ、急に体調が悪化。ルイス君は搬送先の病院で死亡、残る2人も重体で、集中治療を受けている。
警察はチョコを販売したスーパーの防犯カメラ映像などからバルボーザを割り出し、長距離バスで地元に帰ってきたところを逮捕。バルボーザはチョコ購入は認めたものの、毒物を混入したことは否定しているという。
警察はメディアの取材に「証拠は明白で、犯行の動機も嫉妬と復讐であることははっきりしている」と断定した。