今のサントリーに佐治敬三の「コハク色の文化の匂い」はあるか
大下英治の問題作『小説電通』(徳間文庫)に、電通の”威力”を示すものとして、次のようなエピソードが挿入されている。
ウイスキー業界大手の「カントリー」に黒田という宣伝係長がいて、悪どく私腹を肥やし、懲戒解雇になった。外車を購入した代金をテレビ局に払わせたり、スポット広告…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,083文字/全文1,223文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】