【東京佐川急便事件】異聞(4)田中森一は「東京で名前を売って弁護士になる。これからはカネ儲けや」と言った
捜査を止められ退官を決意
筆者は、大阪の司法記者クラブで検察を担当して間もなく、大阪府庁を根城にする情報誌主宰者から大阪府北部の市長の収賄疑惑情報を入手した。当時の毎日新聞の司法記者クラブはキャップと裁判担当、検察担当の3人。検察担当の筆者が検事や事務官を夜討ち朝駆けしながら調査報道をする余裕はなかった…
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