著者のコラム一覧
金子勝淑徳大客員教授

1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

世界から取り残され、投機マネーの餌食となり続ける日銀の硬直

公開日: 更新日:
日本は間違いなくインフレに転じているのに、相変わらずデフレ政策を続け…(日銀の植田和男総裁)/(C)AP=共同

 日本の物価上昇は非常に厳しい。6月の消費者物価指数(CPI)は変動の大きい生鮮食品を除くコアCPIが前年同月比で3.3%上昇。伸び率は2カ月ぶりに拡大し、高インフレに苦しむ米国を上回った。

 生鮮食品とエネルギーを除いたコアコアCPIは4.2%上がり、食品だけなら9.2%… 

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