えっ?内部調査の後に第三者が取りまとめ…岸田首相「自民議員調査」めぐる答弁のデタラメ
「先週金曜日から、外部の弁護士もまじえ、順次党幹部による関係者への聞き取り、これを開始いたしました。現在、不記載に至った経緯や使途等について確認を行っており、可能な限り今週中をめどに聞き取り作業を終え、その後、外部の第三者による取りまとめを予定しております」
岸田文雄首相(66)と全閣僚が出席し、2024年度予算案などについて実質審議が始まった5日の衆院予算委員会。自民党の派閥の政治資金パーティーの裏金事件を巡り、岸田首相は党所属の全国会議員を対象としたアンケート調査に対する見通しをこう明かしたのだが、SNS上は答弁直後から“ツッコミ”の投稿であふれた。
《順序がおかしくないか。なぜ内部調査の後に第三者委員会?》
《まずは外部の第三者委の調査から始まるべきだろう。まったくいい加減だな》
■「フリ」でごまかすのが自民党のお家芸
不祥事が起きると「調査する、あらためる」などと時間を費やし、「フリ」でごまかすのが自民党のお家芸。疑念の声が上がるのも当然だろう。