えっ?内部調査の後に第三者が取りまとめ…岸田首相「自民議員調査」めぐる答弁のデタラメ

公開日: 更新日:

 同党が事実解明や調査のためと称して設置する第三者委も、“怪しさ”がぬぐえない。

 億単位のカネの流れを隠し、検察の捜査が入ると分かった途端、事務所のパソコンのハードディスクをドリルで破壊するという「証拠隠滅」の疑惑が指摘された、自民党小渕優子選対委員長(50)を巡る政治資金規正法違反事件でも、自民党などが「説明責任を果たす」といって設置された第三者委は結局、小渕氏の責任を問わず国民から疑問の声が上がった。

 この時の第三者委は元最高検検事などがメンバーだったのだが、誰がカネを出し、どう資料を入手、分析し、どこまで客観性が保たれていた調査だったのか、という点については不明のまま。やはり、第三者委を設置するのであれば、自民党が主導してメンバーを決めるのではなく、野党や国会などで厳正に選定するべきだろう。

《自民党は早くも逃げる気満々だな》

《こうしている間に裏金議員は適当なアリバイ作りと口裏合わせをしているのだろう》

 国民の多くが自民党の自浄作用に期待していないと言っていい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  2. 2

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  3. 3

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  4. 4

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  5. 5

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  1. 6

    中居正広氏“反撃準備”報道のモヤモヤ…改革着々のフジテレビ尻目に「電撃復帰」への布石か

  2. 7

    永野芽郁の「清純派枠」を狙うのは"二股不倫報道”の田中圭と同じ事務所の有望株という皮肉

  3. 8

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 9

    役者・林与一さん83歳の今も現役「糖尿病家系で甘いモノ好き。血糖値が問題ないのは運動のおかげ」

  5. 10

    囁かれる岸田前首相“再登板”に現実味? 一強時代到来で「安倍超え」に虎視眈々