裏金議員も「拍子抜け」と呆れる…自民党聞き取り調査は“和気あいあい30分弱”のユルユル
国対委員長には「野党に譲歩しすぎ」とブーイングが
対象となった安倍派議員のひとりがこう話す。
「拍子抜けでした。調査は都内のホテルで30分弱。和気あいあいとしたものでした。森山さんは、『一応、形式的にお聞きしなければなりませんから、すみませんね』という感じで、キックバックの金額と使途について聞かれましたが、この程度の調査なら、やる意味がないんじゃないかと思いました」
身内の党幹部による調査なんて“お手盛り”に決まっているが、調査される議員が呆れるほどだとは、酷すぎる。
自民党内では今、浜田国対委員長に対して「野党に譲歩しすぎだ」とブーイングが噴出しているという。「訂正議員リスト」の提出や全議員アンケートの実施をのんだうえ、裏金議員の政治倫理審査会への出席を検討するとしていることなどをヤリ玉に挙げているらしい。
結局、自民党は裏金づくりを悪いと思っていないのだろう。つける薬がない。