世耕弘成氏「勝手に裏金処理していた秘書」と「収支報告書に厳格だった秘書」が同一人物の不思議

公開日: 更新日:

三原じゅん子氏は安倍派幹部の「秘書」に説明を求めた方がいいかも

《小沢幹事長不起訴?会計システムまで構築し、収支報告時には、貴重な限られた時間を犠牲にして、担当秘書にひとつひとつ質問しながらじっくりと確認した上で書類を提出していることが、空しくなってきます。》

 2010年の立憲民主党小沢一郎衆院議員(81)の秘書らを巡る政治資金規正法違反事件の際、自身のSNSにこう投稿していた世耕氏。政倫審の質疑でも、過去のこうした投稿が皮肉交じりに取り上げられていたのだが、この時、収支報告書の記載に厳格さを求めていた「秘書」と、裏金を世耕氏に報告していなかった杜撰な対応の「秘書」は別人なのかという疑問がわく。

 裏金事件を受けて今回、収支報告書の「訂正」をした会計責任者はK氏だ。調べると、このK氏は少なくとも、2011年にはすでに世耕氏の地元、和歌山市内の同じ事務所に拠点を置く「世耕弘成後援会」と「自由民主党和歌山県参議院選挙区第一支部」の会計責任者を務めていたことが確認できる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」