世耕弘成氏「勝手に裏金処理していた秘書」と「収支報告書に厳格だった秘書」が同一人物の不思議
つまり、ふつうに考えれば、世耕事務所が「会計システムを構築」し、「限られた時間を犠牲」にしながら「収支報告書にひとつひとつ質問しながらじっくりと確認しながら記載」する作業をしていたという「厳格な秘書」はK氏だった可能性が高い。にもかかわらず、なぜ、K氏は派閥からキックバックされた「裏金」については、世耕氏に何ら相談しないまま「自己判断」で勝手に「違法、脱法」の行為を続けたのだろうか。
ちなみにこのK氏は2018年2月、東京都内でタクシー運転手を殴ったとして警視庁に暴行容疑で現行犯逮捕されている。当時の報道によると、その後、運転手との間で示談が成立して不起訴処分(起訴猶予)となり、秘書を辞したと報じられていたのだが、世耕氏にとっては余人をもって代えがたい人物だったのだろう。再び会計責任者に就いたようだ。
三原氏は安倍派幹部の秘書に直接、説明を求めた方がいいかもしれない。