三井住友銀行「初任給30万円」に引き上げに氷河期世代から恨み節…《実績あげた社員に還元して》の悲痛

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■いくら働いても上がらなかった2000年代初めの頃は何だったのか

 当然、ネット上でも注目を集めている話題なのだが、景気のいい話という受け止めよりも沈んだ声が少なくない。

《賃上げといっても新卒初任給や若手ばかり。40~50代の氷河期世代は給料が上がらず、割を食っている》

《何も実績を上げていない新人に高賃金を払うのはどうなのか?それなら実績を上げた社員に還元してほしい。家庭を持ったり、子供を育てたりするのにはお金がかかるんだよ》

《最近の初任給の上がり方を見ていると、給料ってこんなに簡単に上がるんだなと。いくら働いても上がらなかった2000年代初めの頃は何だったのか》

 大学を卒業したら就職氷河期の真っただ中。ようやく職に就いたら、今度は派遣労働拡大でリストラ要因に位置づけられ、今に至っている人が少なくないのが40~50代だ。時代を悔やんでも仕方がないとはいえ、恨み節が漏れるのも無理はない。

  ◇  ◇  ◇

 昨春に続き今年も注目される春闘●関連記事【もっと読む】『今春闘は33年ぶり高水準だったが…大企業の賃金は上がっていなかった? データは語る』もあわせてどうぞ。

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