自民大阪府連が新たな金策…政治資金パーティー代わりの「運動会」や「水泳教室」はアリなのか?

公開日: 更新日:

「これまでも政治家や政治団体は、ゴルフやゲートボール、旅行などのイベントを開き、それらで得た利益は事業収入として認められてきました。しかし、運動会は聞いたことがない。地元選挙区で自民党を知ってもらう広報目的であれば、チャレンジングで面白い取り組みだと思います」

 ただ、悪用の懸念もある。

「イベントなどの事業収入は総額を明らかにすればよく、カネ集めの観点でいえば規制が緩いと言えます。それをいいことに大規模で組織的な資金調達が行われてしまうと、それは結局、形を変えた政治資金パーティーになるだけ。有権者の反発も出てくるでしょう。カネ集め目的なのか、それとも広報の一環なのかを、ハッキリさせた方がいいと思います」(岩井奉信氏)

 集客など課題もありそうだが……、国会議員と徒競走というのもまた一興か。

  ◇  ◇  ◇

 都議会自民党の政治団体の裏金をめぐり、石破首相が全国調査を指示したため、自民党は大混乱です。関連記事【もっと読む】で詳しく報じています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「かくかくしかじか」"強行突破"で慌しい動き…フジCM中止も《東村アキコ役は適役》との声が

  2. 2

    大阪万博GW集客伸びず…アテ外れた吉村府知事ゲッソリ?「素晴らしい」と自賛も表情に滲む疲れ

  3. 3

    佐々木朗希「中5日登板志願」のウラにマイナー降格への怯え…ごまかし投球はまだまだ続く

  4. 4

    頭が痛いのは水谷豊だけじゃない…三山凌輝スキャンダルで間宮祥太朗「イグナイト」“爆死”へ加速危機

  5. 5

    水谷豊に“忖度”?NHK『BE:FIRST』特集放送に批判…民放も事務所も三山凌輝を“処分”できない事情

  1. 6

    趣里の結婚で揺れる水谷ファミリーと「希代のワル」と対峙した梅宮ファミリー…当時と現在の決定的な違い

  2. 7

    竹野内豊はついに「令和版 独身大物俳優」となった NHK朝ドラ『あんぱん』でも好演

  3. 8

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  4. 9

    永野芽郁「鋼のメンタル」も文春砲第2弾でついに崩壊か?田中圭との“口裏合わせ”疑惑も浮上…CMスポンサーどう動く

  5. 10

    永野芽郁と田中圭は文春砲第2弾も“全否定”で降参せず…後を絶たない「LINE流出」は身内から?