著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

「共謀罪」血祭りに上げられるのはテロリストより暴力団

公開日: 更新日:
暴力団勢力は25年前に比べて半減以下(C)日刊ゲンダイ

 警察の分類では、暴力団は組員(構成員)と準構成員に2大別されるが、両方を合わせた暴力団勢力は25年前の9万600人に比べて半減以下、3万9100人に減ったという。16日、警察庁が発表した。

 うち組員は2万人を割って1万8100人。対して全国の警察職員は30万人に上る。1…

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