門弟たちの火薬庫襲撃に西郷隆盛は「しまった」と叫んだ
西南戦争は起こるべくして起きた戦争であった。あえて2つの理由を挙げておこう。
ひとつは西郷隆盛の心中に新政府の人々の緩みや退廃への怒りがあり、維新の純化を求める気持ちがあったことだ。加えて不平士族の不満に何らの対応も取らないことへの苛立ちがあった。
もうひとつは…
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