吉田茂は日米安保への批判を封じるために共産主義を煽った
吉田茂が一人で責任を負うと断じた日米安保条約は、戦後日本の運命を決めることになった。大げさに評すならば、日本はこの時からアメリカの国益の枠組みの中で動かざるを得ない運命を与えられたと言ってもいい。
日米安保条約の第1条は「外部の国(保阪注・共産主義国を想定してのことだが…
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