吉田内閣の政策「左翼」締めつけで血生臭い事件が起きた
![昭和27年6月2日に爆破された当時の菅生村巡査駐在所(菅生事件)/(C)共同通信社](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/266/199/783c76105b0702cf7279fc8ec0de2e5720191213133522932_262_262.jpg)
吉田内閣の政策について、国内にはあまりに反共政策すぎるという不満と、アメリカの属国ではないかとの不満が渦巻いていた。しかしそういう勢力は東西冷戦のもとで中立を守るべきか、それとも社会主義陣営に与するかの立場に立っていた。正直に言えば、この頃の日本社会はいわゆる「左翼」が極めて強…
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