著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

敗北を信じる日本人は昭和19年12月の10%だったが、昭和20年8月には68%に急増

公開日: 更新日:
太平洋戦争末期、日本本土上空に向かう米海軍機(C)共同通信社

 米軍はサイパン陥落に続いて、隣の島というべきテニアン島、さらにはグアム島へと上陸作戦を行った。これらの日本軍守備隊も事実上、玉砕という形になり、アメリカ軍はこの3つの島の航空基地から、日本本土爆撃をいつでも思うままに実行できるようになった。

 戦況は日本が不利などという状…

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