中途半端な対中関係を改めて欲しい…孫文が犬養毅に送った心底からの叫び
![政友会の総裁就任を受諾した際の犬養毅(1929=昭和4=年10月8日、神奈川県湯河原町=日本電報通信社撮影)](https://admin.nikkan-gendai.com/img/article/000/329/788/ae571d7e53dd837a3045491142d551f320230928125907642_262_262.jpg)
例えば日本の背反行為には次のようなケースがあった。孫文は第3次広東政府の指導者に復帰したあと、広東総領事に赴任した天羽英二としばしば会っている。天羽は孫文に会ううちに、次第にその考えに引かれている。
むろんそこには外交官としての思惑もあったであろうが、孫文が共産主義に近…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,169文字/全文1,309文字)
初回登録は初月110円でお試し頂けます。