岸田内閣支持率22.5%でついに過去最低に 不支持も71.9%で過去最高更新=産経&FNN調査
産経新聞とFNNが9、10両日に行った世論調査で、岸田内閣の支持率が前回(11月11、12日実施)比で5.3ポイント減の22.5%となり、2021年10月の政権発足後、最低を更新した。不支持率も前回比3.1ポイント増で過去最高の71.9%に上った。
不支持の理由は「実行力に期待できない」(32.5%)、「政策がよくない」(30.7%)と続いた。
■裏金「対応に問題」は93%
自民党のパーティーを巡る裏金疑惑に関して、党と各派閥の対応は「大いに問題がある」「やや問題がある」の回答の合計が93.2%を占めた。
この疑惑に対する岸田首相の責任は「大いにある」「ややある」が計87.7%だった。
岸田首相にいつまで続けてほしいかの質問には「来年9月の総裁任期まで」が46.3%。次いで「すぐ交代」が40.5%だった。
政党支持率は自民党は27.3%で前回から1.7ポイント減。日本維新の会(1.3ポイント増の7.9%)、立憲民主党(1.3ポイント増の7.6%)、共産党(1.8ポイント増の3.8%)と続いた。