前明石市長・泉房穂氏《「日本の国民」をもっと大切にして》の訴えは岸田首相に届くのか

公開日: 更新日:

《ウクライナ支援だな。バイデン:3000億円ぐらい用立てしてくれ。岸田:喜んで》

 SNS上では、2人が並んだ写真に対する冷ややかな声が少なくないが、泉氏が《日本の国民を大切に》と訴えるのも無理はない。

■「子ども子育て支援金」はアレヨアレヨという間に月額1000円超に

 岸田首相肝いりの「異次元の少子化対策」で掲げた「子ども子育て支援金」は、国会質疑で月額500円弱などとやり取りされていたはずなのに、政府が公表した年収別の徴収額の試算では、アレヨアレヨという間に月額1000円を超える人が続出することが判明。さらに、この先の負担額も分からないというのだ。岸田首相は増税しない、などと言っていたが、誰がどう見ても実質的な増税だ。

 自民党が派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を受けて始めた「政治刷新車座対話」でも、岸田首相は「私自身や党幹部が全国に足を運び国民の声を聞く」と声を張り上げていたが、対話する相手は党関係者が少なくない。

《岸田首相が声を聞くのは自民裏金を支えてきた、いわばパトロンばかり》

《米国の言いなりになり、身内にいい顔をしていれば政権維持できると思っているな》

《#岸田やめろ》

 ネット上で怒りの声が収まる気配がみられないのも理解できる。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  2. 2

    江藤拓農水相が石破政権の最初の更迭大臣に?「隅々まで読んだ」はずの食糧法めぐり“逆ギレ誤答弁”連発

  3. 3

    兵庫県・斎藤元彦知事が「人間失格」の本性ムキ出し…百条委の報告書に会見で開き直り“告発者つぶし”

  4. 4

    千葉県内に漂う「シラケムード」立花孝志&黒川敦彦両候補不在で妨害も混乱もナシ…困惑してるのはメディアだけ

  5. 5

    石破首相が党保守派に配慮? 自民が参院選に杉田水脈氏を擁立へ…広がる“人権侵犯議員リターンズ”の懸念

  1. 6

    維新は予算案賛成で万々歳のはずが…ゴタゴタ続きで崩壊へ秒読み 衆院通過の自民はニンマリ?

  2. 7

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  3. 8

    子ども家庭庁「解体論」の必然…25年度予算は農水省の約3倍も、AIシステム導入断念で血税10億円がパー

  4. 9

    杉田水脈氏が自民党大会に出没、報道陣に本音ブチまけ 裏金問題に「説明を求められていないので」と反省ゼロ

  5. 10

    ゼレンスキー会談での品位のなさに唖然…それでもトランプ大統領を評価する人がいるのはなぜ?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さんの成人会見は秋篠宮家の数々の危機をいっぺんに救った

  2. 2

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  3. 3

    「ホラッチョ!」「嘘つき!」とヤジられ言葉に詰まり、警察に通報…立花孝志はミルクティーが手放せず

  4. 4

    下半身醜聞・小林夢果の「剛毛すぎる強心臓」…渦中にいながら師匠譲りの強メンタルで上位浮上

  5. 5

    備蓄米放出でもコメ価格は高止まり…怪しくなってきた農水省の「実態把握」

  1. 6

    フジテレビの資金繰りに黄信号…9割超もの広告スポンサー離脱、CM再開も見通し立たず

  2. 7

    “勝ち組”は中澤、辻、藤本…「モーニング娘。」たちの明暗

  3. 8

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ

  4. 9

    備蓄米放出でもコメ高騰は抑えられない!「コシヒカリ」応札集中確実…得をするのは自民の“大票田”のみ【上位10品目リスト付き】

  5. 10

    悠仁さま「人々の幸せを願い」成年会見で高まる将来への期待…愛子さまの“国民と苦楽を共に”との比較も