岸田首相「6月解散」まだ画策? 囁かれる6.25公示、7.7投開票“出し抜き自爆選挙”の不気味

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 補選全敗について、岸田首相は「みんな予想していた」「不祥事の後の選挙はこういうものだ」と漏らしたと報じられた。まるで他人事。険しい顔の陳謝は党内を出し抜くためか。

 6月の会期末解散が岸田首相の基本線だ。6月25日公示、7月7日投開票などという日程も囁かれている。この大逆風でも岸田首相は「自公で過半数は維持できる」と思っているらしい。ジャーナリストの鈴木哲夫氏はこう言う。

■首相は解散についてウソを言ってもいい

「まず大前提として『首相は解散についてウソを言ってもいい』という永田町の論理がある。『やります』以外は真に受けてはダメです。岸田首相が総裁再選をめざすなら、選挙をやって自公でそこそこの数を維持して信任してもらうしかない。解散しないで総裁選を迎えれば、『選挙の顔にならない』と降ろされるのは確実です」

 岸田首相が党務で信頼を置いている森山総務会長は主戦論者だ。先月の講演で「首相が(解散を)選択するなら、いかなる状況にも対応できるようにしておくことが当然だ」と話していた。

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