ゼレンスキー会談での品位のなさに唖然…それでもトランプ大統領を評価する人がいるのはなぜ?
ゼレンスキー氏は「プーチンは侵略者であり、この戦争には道理がない」と言いたいし、トランプ氏は「今そんなこと言ったら俺の顔が立たないだろう」と言っている。
おそらくトランプ氏は、プーチンが侵略者であろうがなかろうがどうでもいいのであろう。アメリカがよければいい。民主主義の理想もへったくれもないのだ。
ロシアと中国の分断のためにプーチンに擦り寄っているという説もあるが、意外なのはこんなトランプをあまり誰もが完全に否定せず、その思惑を推察したり外交手腕を評価したりしていることだ。いや、どう見てもこれはいかんと思うのだが。
面白いのはネトウヨと呼ばれるネット民だ。彼らは昔からトランプ支持だが、そのおかげでプーチンの肩も持ち始めた。もう右も左もあったもんじゃない。
■関連記事
-
声を放つ 当事者の証言 三菱銀行立てこもり事件の犯人が通った酒屋の店主「月に1回くらい来て高い酒を注文していくんですわ」
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(78)「天皇を免責するためには、あなたの証言が重要である。自殺はしないように」(下村定陸相)
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(77)東條英機は戦陣訓をつゆとも意識せずに自決を図った
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (下)韓国で「国民」は、統合ではなく分断の言葉となった…深まる溝は埋まるのか
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(76)法規よりも東條陸相の示達が優先しようとした傲慢さ
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (中)再び懸念される日韓関係「冬の時代」の到来…カギを握るのは「トランプ関税」