「10万円商品券」配布問題で大炎上! 石破首相の窮地に勢いづく高市早苗“一派”の鼻息
高市氏本人は意外に慎重
ポスト石破を見据え、鼻息が荒くなっているのが、高市早苗前経済安保相の“一派”だ。筆頭格は西田昌司参院議員。商品券配布問題が出る前の12日、参院議員総会で「今の体制では参院選を戦えない。総裁選を実施し、新たなリーダーを選び直さないといけない」と吠え、次の首相にふさわしい人物として高市氏に言及。
前回総裁選で高市氏の推薦人だった山田宏参院議員は、商品券配布について「政治とカネを巡る国会審議が行われている中、トップに立つ人間としてあまりに無神経で無責任だ」と産経新聞に語っていた。高市氏と近い青山繁晴参院議員も「違法の疑いがある。まず自ら省みて、進退も含めて決すべきだ」と報道陣に発言。高市氏を支持する自民党関係者は「この苦境をガラッと変えられるのは彼女だけだ」と期待を寄せる。
「高市さん本人に意欲があるのは確かです。ただ、いま総裁候補として名前が挙がる人物の中で、最も慎重なのが彼女だ。この状況で総理総裁を引き継ぐのはキツイ。参院選で大敗しようものなら、政治生命の危機ですから」(官邸事情通)
醜悪な足の引っ張り合いを見せられる国民はたまったもんじゃない。