自民・高市早苗氏が森山幹事長を猛批判!「減税」巡り党内で“内ゲバ”勃発の醜悪

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「『ポスト石破』を見据え、求心力を高める狙いがあるのでしょう。夏の参院選で自民が大敗すれば『石破降ろし』が始まる可能性があります。その時に備えて、発言を繰り返しているわけです」(官邸事情通)

 実際、ある自民関係者は「高市さんはよく言ってくれた。もはや、党の顔は彼女に任せるしかない」と意気込んだ。

■参院選、回線組から「要求」続出

 参院選を控え、最近は自民党内の参院改選組から高市氏のような「減税論」が続出。石破首相や森山氏といった「反減税派」と“内ゲバ”状態になっているのだ。

「改選となる松山政司参院幹事長は食料品を対象とした減税を念頭に『あらゆる選択肢を排除せず議論することが重要』と発言。赤池誠章参院議員も国会で『減税を真剣に検討して欲しい』と石破総理に迫っていた。太田房江参院議員は消費税を含む『減税パッケージ』の策定を求めた。ロコツな減税要求を、石破総理と森山さんは相当、苦々しくみているようです」(官邸事情通)


 こうした党内の分断を見透かされ、14日の参院決算委員会では加藤勝信財務相が野党議員に「森山派なのか高市派なのか」と質問される始末。加藤は「政府としてはコメントしない」と答弁するしかなかった。

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